[2011年8月]クーポン共同購入サイト市場動向。推定販売額では1位GROUPON、2位ポンパレで変わらず

共同購入クーポンまとめ検索サイト「クーポンジェイピー」を運営する、合同会社シープジェイピーが、各共同購入クーポンサイトについて独自の集計による2011年8月度の推定販売金額を上位20サイトまで公開しました。

販売金額での順位では、GROUPONが1位、ポンパレが2位、一休マーケットが3位と、前月度と変わらず。
販売金額では一休マーケットが伸びたものの、GROUPONとポンパレは大きく下げました。
これについては、お盆休み・長期休暇による季節要因や、ポンパレの既存会員に対して不定期で配布するギフト券の最低使用金額が引き上げられたことが要因ではないかと、合同会社シープジェイピーが推測しています。

また、プレスリリースでは「国内クーポンサイトの変遷」と題する内容も付記されています。
2010年4月に「Piku(ピク)」がクーポン販売サービスを開始してからの、共同購入クーポン各サービス・運営会社の提携・事業譲渡・営業停止・資本提携などの動きが、流れ図で示されています。

2011年9月1日
合同会社シープジェイピー

共同購入クーポンサイト市場動向 (2011年8月) ※一部訂正
【二ヶ月連続大幅減】
共同購入クーポンの検索サービス「クーポンジェイピー(COUPON-JP)」( http://coupon-jp.com/ ) が、共同購入クーポン市場を独自に集計したデータによると、2011年8月のクーポン販売総額は27億1,148万円となり、前月実績の32億0,124万円から15%減と大きく減少した。
8⽉はお盆・⻑期休暇という季節要因があり、ある程度の落ち込みは予想されたが、2ヶ月連続で売上を落としたことの影響は大きい。過去最高を記録した2011年6月(38億5,830万円)と比較すると、実に30%ものダウンである。共同購⼊クーポンそのものへの関⼼が薄れ、下降トレンドに⼊ったとも考えられる。
上位20位までの販売実績と順位は以下の通り。

(当サイト引用注:表はリンク先のプレスリリース本文でご確認ください。)

【ポンパレ急ブレーキ】
特に目⽴つのはポンパレの失速である。7月に13億余りを売上げ、首位のGROUPONに肉薄したポンパレが8月は急落、26%減の9億6千万円という結果となった。
ユーザーを惹きつけようとTSUTAYAやオンライン書店bk1といった集客系クーポンを織り交ぜたりはしているが、それ以外のクーポンにまでうまく誘導できていないように思われる。
ポンパレはこれまでクーポン購入に使えるギフト券を定期的にユーザーに配布してきたが、8⽉以降ギフト券の使用条件に変更を加えた(購⼊最低⾦額の引き上げ)。その結果ギフト券頼りの衝動買いが控えられ、購買⼼理が冷えたとも想像される。
上位20位に於いて大きな順位変動は⾒られず、概ね前⽉⽐減少傾向、もしくは微増にとどまった。

(以下、引用省略)

プレスリリース全文はこちら:
http://cp4u.jp/pdf/coupon-jp_report_201108.pdf

クーポンジェイピー:
http://coupon-jp.com/


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